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木工製作で全国教育フェアに出場 春日野中3年、佐藤諒弥さん

2019年1月28日UP | NEWS

0125 2面 ものづくり-001東京都葛飾区水本総合スポーツセンターで26日、27日の2日間行われる「第19回全国中学生創造ものづくりフェア」に出場するとして、市立春日野中学校(久松美代子校長)3年の佐藤諒弥さんが落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 同フェアは中学校教育研究会の全国組織である全日本中学校技術・家庭科研究会が主催し、6部門のコンクールから構成される。佐藤さんはこのうち、4時間 以内に木板2枚を活用して生活や社会の問題を解決できる作品を製作する「木工チャレンジコンテスト部門」と、事前に製作した作品が審査される「生徒作品コンクール部門Ⅱ」の2部門に出場する。
 佐藤さんが木工で製作するのは「災害用避難キューブVer.3」。「災害時に何が足りないか」から着想し、側面のパーツを座面に組み替えることで災害用トイレ、ゴミ箱、椅子など様々な用途に使える箱型の作品だ。昨年の神奈川大会には同作品のバージョン1で挑んだが惜しくも2位となり全国への出場を逃した。3年生になると受験もあるが、それでも頑張ろうとこの1年、さらに作品を研鑽し、神奈川大会を制した。全国大会でも第1位相当となる「文部科学大臣賞を目指す」と力を込める。
 大学教授だった祖父の影響で、幼い頃から電子工作に興味があったという。中学に入り、同校技術科の磯崎彰一教諭の指導のもと、木工にも挑戦。作品部門では釘を1本も使わずに組むことで継いだペン立てなどを製作した。そのかたわら、陸上部と新聞委員会に所属し、委員長も務める。「週に2日は部活、1日は委員会、残り2日は木工という毎日」とにこやかに話し、その多忙さすらも楽しんでいる様子だ。将来の夢はロボット開発者。「新しいことにチャレンジすることが好き。人が行けない、深海や宇宙を探査するようなロボットを作りたい」と夢を膨らませる。
 久松校長は「本校自慢の生徒」と胸を張る。落合克宏平塚市長も「熱心に取り組む姿が思い浮かぶ、全国で存分に日頃の力を発揮して」とエールを贈った。

【写真TOP】持ち上げている座面部分は側面に収納可能になっている
【写真下】作品を紹介する佐藤さん。市長も感心しきりだった

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