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大磯市、12月の開催で節目の100回 誕生からこれまでを振り返る

2018年12月14日UP | NEWS

1214 2面 大磯市100回-01 大磯港を中心に毎月第3日曜日に催されているマーケット「大磯市」が12月の開催で100回の節目を迎える。2010年に産声をあげたこのイベントの仕掛け人の1人、原大祐さんにこれまでを振り返ってもらった。
 「いやあ、結構やりましたね。長かった」と笑う原さん。そもそもこのイベントは港エリアの活性化整備計画のパイロット事業として始まった。「漁港の食堂である『めしや大磯港』ができて、漁協が朝市をやっていて、人が集まる状況ができてきたタイミングでマルシェをやろうとなった」のが始まりだという。2012年には夏季の夜市もスタート。今や大磯や平塚だけでなく、小田原や藤沢などからも人が集まる大磯有数のイベントに成長した。
 「始まって1年半後には1万人来場。テレビや雑誌で取り上げられて、トントン拍子に成長していったと思います」と振り返る。初回の参加店舗は19店舗だったが、現在は1回の開催で約190店舗、パフォーマーなども含めると200以上の参加者が市を盛り上げている。当初の10倍の規模にまで成長したが「やっとちょっと落ち着いてきた感じです。非日常のイベントから、ようやく日常の中に馴染んできたと思います」という。
 当初より「ミナトを開放してチャレンジの場にする」「大磯全体を市にする」という大きなテーマの元で開催を続けてきた大磯市が次に目指すものは何か。「クオリティ・オブ・コミュニティを目指しています。クオリティ・オブ・“ライフ”ではなく“コミュニティ”。個人の暮らしではなく、みんなの大磯暮らしが楽しくなれば」と展望を語る。「前は飽きられないように『何か仕掛けなきゃ。あれもこれもやって』とやってきました。でも頑張りすぎると息切れしちゃいますから」とあくまで自然体で運営に取り組む。「別に100回を目指してやってきたわけでもないですし『やったぜ』とは思いますがあくまで通過点。100回記念の仕掛けも特にないです」と笑う。「これからも粛々とやっていければ。もちろん、ずっとこのまま続けていけるわけではないので、アップデートすべきところはしていきます。今まさにイベント運営を学べるような場所作りができないかと考えています」。大磯暮らしを心から楽しむために、これからも歩み続ける。

第100回大磯市
◇日時:12/16日(日)
    9時〜14時
◇会場:大磯港ほか

【写真下】原 大祐さん
1214 2面 大磯市100回-02