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横浜ゴムThink Ecoが10周年 加速する生物多様性推進 11/10(土)10時〜 平塚製造所

2018年11月10日UP | コネクト, コラム

1109 コネクト横浜ゴム株式会社平塚製造所が手がける環境とEcoを考えるイベント「Think Eco ひらつか」が10日(土)の開催で10回目の節目を迎える。地球貢献企業になることを宣言し、環境第一に企業努力を続ける横浜ゴムの今を塚田修一平塚製造所長に聞いた。82年の入社後、10年ほどを平塚で過ごし、海外事業所、研究本部、CSRなど様々な部署を転任。「乗用車向けタイヤに関しては一通り全部経験してきた」という彼が描く環境への思いとは。


地域の一員としての責任

 タイヤの開発。それは横浜ゴムの“本業”の1つではあるが、今や“環境への配慮”はそれと対をなさなくてはならない車輪でもある。「今、グローバル企業に求められるものはESG対応。“環境(environment)”“社会(social)”“企業統治(governance)”に責任を持つ企業が投資の対象になるわけです。特に環境負荷低減は重要なファクターです」と話すように、環境対応では業界を牽引する立場であり続けようという強い思いがにじみ出る。「平塚製造所で言えば『水』です。生産活動では金目川水系の地下水も使っていますから、それに関わる環境への影響を真剣に考えます」。生物多様性調査でわざわざ現地に赴くのは、環境に責任を持つという企業姿勢の現れだ。
 地域社会との繋がりも同様に大切な要素だ。「今回のイベントを、もっと多くの人に知ってもらって、製造所に来てほしいですね。エコといっても様々な尺度、側面があります。タイヤができるエコを考えるからこそ『タイヤの転がり実験』のような試みがあり、小さなお子さんに環境のことを知ってほしいから製造所でどんぐり拾いをしてもらって森の大切さをイメージしてもらったり、あるいは小学校に出向いて交通安全教育を行なったり、交通事故のハザードマップを独自に作成したり、色々な活動をしています。イベントでは横浜ゴムが目指す姿の輪郭を感じてもらいたいです」と話す。企業もまた、社会を形成する多様な要素の一員であるというわけだ。


ヒトと生き物を繋ぐ

 平塚市ではこのほど、平成31年度に実施する協働事業として「生物多様性保全推進事業」が採択された。この事業にはもちろん同社も参加している。「早い時期から生物多様性に取り組み始めましたが、一企業ができることは限られています。市内には多くの企業の事業所があるので、もっと色々な企業に関わってもらいたいですね」。
 平塚市の人口は26万人ほどだが、そこに暮らす生物はどれほどの数になるだろう。多様な生き物たちの個性とつながりを守る、そのリーディングカンパニーとして横浜ゴムの挑戦は続く。