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市内中学生がリトアニアと交流 ネット電話「スカイプ」利用

2018年10月28日UP | NEWS

1026 2面 skype交流マイクロソフトが提供するインターネット電話サービス「スカイプ」を利用したリトアニアの子どもたちとの交流集会が17日、平塚市立土沢中学校で行われた。集会には同校の生徒約200人と、アリートゥス市の中等教育学校、ヨードビングギムナジウムの生徒40人ほどが参加。時差6時間、距離にして8,000kmを超えての交流を両校の生徒が楽しんだ。
 この試みは14日からリトアニアを訪れた平塚市の教育視察団に土沢中の英語教諭が参加している縁で実現した。同校の生徒らは事前に周辺地域や学校生活の様子を収めた映像をリトアニアに送っており、ギムナジウムの生徒は「とても楽しいビデオだった。みなさんの活動がよくわかった」と笑顔で話していた。
 質疑応答では「リトアニアの若者で流行っていることは?」「学校行事はどんなものがあるの?」などの質問が投げかけられると、リトアニアの生徒は「サークル活動か、ジムに行ったりする」「夜間学校やコンサート、バレンタインやハロウィンのイベントがある。ぜひ一緒にやりたいね」などと返答していた。ギムナジウムにはアニメや漫画などの日本のポップカルチャーに興味がある生徒らによる、日本語クラブもあるとのことで、リトアニアの生徒が日本語で質問する場面も。日本の寺社に興味があったり、寿司などの日本食を食べたこともあるなど日本に大きく関心を寄せてくれている様子に、土沢中生徒からは時折歓声があがるなど、和気あいあいとした雰囲気の中で交流は行われた。
 集会の司会を務めた髙津陽菜さん(15)と南津光希くん(15)は「準備に時間がかかり、英語も読むのは得意でないので苦労したが、良い経験になった。日本に興味を持ってくれていることが嬉しかった」などと笑顔で交流を振り返った。


EDITOR’S EYE
土沢中の松原政夫校長は「生徒たちが大人になるころには海外へ渡航するハードルがどんどん下がっているはず。こういった試みで国際感覚が養われる」と交流を振り返った。東京五輪では多くのインバウンドが期待されるが、一過性のものではなく、そこで生まれた繋がりが次の世代で活きることが肝要だろう。今の若者が交流の中核を担っていく時代がもうそこまで来ている。