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オーレベルマーレ2018:頂

2018年10月22日UP | オーレベルマーレ, コラム

1019 オーレベルマーレ
スタジアムを埋めた約1万3,000人のサポーターの声援は時間を追うごとに熱量を増して行く。14日に行われたルヴァン柏戦。湘南はPK戦までもつれる死闘の末、初の決勝進出を掴んだ。思えば今年の4月にRIZAP傘下になった際、2020年までに3大タイトル(J1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯)のいずれかを獲得するという目標は、まだまだ実感を伴ったものではなかった。世間の評価はJ1全18チームの中でも下の方——というのが正直なところか。1999年の親会社撤退以降、市民クラブにシフトした芽がようやく出始めたのが2010年代だった。チームの哲学は評価されても結果に結びつかないことも多く、資金力不足は常につきまとっていた。まだ何も成し遂げてはいない。だがそんなチームがついに戴冠に手をかけた。湘南が優勝するということは、ただ数あるクラブの1つが優勝するのとは意味が違う。欲しいのはただ頂点からの景色だけだ。
いまやチームに欠かせない金子。ニューヒーローなるか
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ