PAGE TOP ▲

コネクト:「防災音頭」で意識高めて 平塚発の新たな取り組み

2018年8月20日UP | コネクト, コラム

0817コネクト防災音頭「見るより聞くより踊るもの〜♪」といえばもちろん都はるみさんが歌う『七夕おどり』の冒頭部分。平塚で生まれ育てば、どうしたって避けては通れぬほど様々な場所で聞くことができるだろう。子どものころから耳に馴染んだ音楽は大人になっても覚えているもの。そんなメロディに防災にまつわる歌詞を乗せた「防災音頭」が平塚市内の有志団体「安心・安全を考える会」から生み出された。
 先月末、なでしこ公園で行われた「なでしこ大盆踊り大会」にて初披露された防災音頭。そもそもこの近隣に住む同会のメンバーが、日本舞踊協会神奈川県支部と繋がったことで生まれたのだという。地域の中でなにか企画ができないかと考えている時に同支部のメンバーが「火事は怖いよ119〜♪」といった歌詞を制作。作曲をツテのあるミュージシャンに依頼したという。舞踊協会のメンバーであれば振り付けはお手の物。あれよあれよという間に音頭は完成。大会当日も大いに盛り上がり、平塚発信の新たな名物が産声をあげた。
 同会のメンバーは「今のところは小さい火種だが平塚市から全国に発信していきたい」と意気込む。日本舞踊協会という全国組織、またその神奈川県支部という広域の団体と繋がりがあればこそ、平塚市内、神奈川県下、そして全国各地へと広まることに期待を寄せる。「なでしこ小学校の校長先生と防災教育の大切さを話す機会もあった。盆踊りに限らずできれば地区レクとか運動会とかでやってもらえると嬉しいね」と笑う。中学校の授業でダンスが必修化されて久しい。身近にあるものだからこそより親しみやすいものにブラッシュアップしていきたい考えも持っている。「“防災”っていうとどうもかっちりした文章というか、そういったものの中でしか啓発ができてこなかった。もちろんそれらは大事なことだが、こうして感性に訴えるような、耳馴染みがあるものになることで意識の高揚・啓発に繋げたい」という。
 だがこの『防災音頭』という名前に少し問題がある。実は大原かずみさんという演歌歌手がCD化しているのだ。「まずはちゃんと名前をつけて権利を取らないと。まだまだ道半ばです」。この仮称・防災音頭、全国にその輪を広げられるだろうか。



歌詞:

火事は怖いよ119
燃やしちゃダメダメ119
放火は放火は人の人生狂わせる
それより皆んなで手を繋ぎ
防災音頭で踊りましょ

地震が来たならどうするの?
津波が来たならどうするの?
家族で防災 地域ぐるみで取り組もう
声かけ合って助け合い
防災音頭で踊りましょ

指差し確認119
声を揃えて119
皆んなで皆んなで家を守ろう町を守ろう
神奈川(日本)良いとこ 手を繋ぎ
防災音頭で踊りましょ

もらい火イヤイヤ119
コンロの始末119
美味しい料理はルール守って楽しい我家
声かけ合って助け合い
防災音頭で踊りましょ