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水害から身を守るためのマイ・タイムライン 「いつ」「何をするか」事前に考える

2018年7月30日UP | NEWS

0727 2面 水害対策大きな被害が出た西日本豪雨など、数十年に一度の規模の豪雨災害がここ数年各地で発生している。平塚市内にも相模川水系と金目川水系の河川が流れており、水害に際しどのように命を守るか備えを改めて確認しておきたい。
 県では、千年に一度程度の想定しうる最大規模の降雨を対象に、洪水浸水想定区域を作成している。それによれば、相模川水系について48時間の総雨量567mmを想定した場合、市内の浸水想定区域は18.4㎢。また金目川水系については、24時間の総雨量396mmを想定した場合に25.2㎢。合わせると市の面積の約64%となる。
 市災害対策課では、水害から身を守る方策として「マイ・タイムライン」の策定を挙げる。これは、災害の発生に備えて住民一人一人が災害時に取るべき行動を「いつ」「何をするか」に着目して時系列でまとめておくもの。市のHPでは、水害の発生が予想される場合、そして「避難準備・高齢者等避難開始」、避難所に速やかに避難を始めるよう呼びかける「避難勧告」、直ちに避難すべき「避難指示(緊急)」の3つの避難情報が出された場合の行動を書き込む表を掲載している。自分の住む地域や年齢、家族に乳幼児や高齢者がいるなど各家庭の状況に応じ、例えば1人で避難できない場合には避難が必要になる前に手伝ってもらうよう家族に電話しておく、非常持ち出し用リュックを準備して玄関に運んでおくなど、具体的に考えておくことで「避難の第一歩が踏み出せるのでは」と同課の榎 堅吾さんは話す。市では今年度、このマイ・タイムラインを策定する図上訓練の実施を計画している。
 また、安全に避難できるよう避難所までの経路やその周辺の様子を事前に確認するため「まちあるき」を行うことも防災に役立つという。
 市が平成21年に作成した「洪水ハザードマップ」は市のHPから閲覧でき、災害対策課で配布もしている。市では、県による上記の想定最大規模の浸水想定区域を反映した、最新版のハザードマップを今年度中に作成する。
◇問い合わせ=市災害対策課☎︎21−9734

【写真】平成26年10月6日撮影(金目川)