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大磯に明治150年記念ワインが完成 商工会が開発「地元の歴史知って」

2018年7月9日UP | NEWS

0706 2面 大磯ワイン 大磯町商工会(重田照夫会長)は先月27日、明治150年を記念したワインが完成したことを発表した。
 この試みは、平成30年が明治元年から起算して満150年に当たることから、旧伊藤博文邸などを中心とした建物、緑地が明治記念大磯邸園として再整備されることを受け、商業事業者も事業に参画し大磯の地域活性化に繋げたいとの思いで企画された。明治の元勲らが多く居を構えた大磯と、文明開化で日本に輸入されたワインのイメージを重ね、今年の初めごろから動き始めたという。主導した芦川博昭商業部会長(芦川酒店)は「大磯には魅力的な自然がたくさんあり、それを理由とした若い移住者も多い。そういった人に歴史の持つ素晴らしさを知ってほしい」と話す。
 ワインは赤と白、各300本を用意。2本入りのギフトカートンも用意された。売上からは1本あたり150円が関連事業に寄付される予定だが、現在のところ具体的な団体や基金などがあるわけではないので大磯町観光協会の預かりとなるという。
 日本最古のブドウ栽培の歴史を持つ山梨県甲州市のシャトー勝沼とのコラボで生み出された味わいは、20年もののヴィンテージをベースに独自のブレンドで作られた。シャトー勝沼の今井英香専務取締役は「ワインといっても気取った感じではなく、家庭料理に合う食中酒として考えた。年代物を混ぜることで厚みを出しつつも、ワインを中心に食卓の会話が弾むような楽しいものにした」と話す。ラベルは大磯在住のイラストレーターたかしまてつをさんが制作。“OISO”と“150”の文字が1つになったポップなデザインを採用し、カジュアルな見た目に仕上げられている。
 商工会では今後、ワインを利用したフェスティバルを開催したいとしているほか、他の商品の開発も検討しているという。明治150年の関連事業として盛り上がりが続きそうだ。

明治150年記念ワイン
◇売価=1本1,620円(税込)、ギフトカートン350円(税込) ◇取り扱い店舗=芦川酒店、大磯三河屋酒店、柳島屋、飯島酒店、和泉常、ファミリーマート大磯店、地場屋ほっこり、久保田酒店、戸塚正商店、大磯迎賓館 ◇問い合わせ=大磯町商工会☎︎61−0871


【写真】ワインを手に笑顔の(左から)今井さん、芦川さん、たかしまさん