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オーレベルマーレ2018:コミット

2018年4月13日UP | オーレベルマーレ, コラム

0413 オーレ
 あまりに劇的な幕切れだった。ホームに名門鹿島を迎えての一戦は約14,000もの人々が押し寄せ、その注目度の高さを物語っていた。そして湘南に親会社がつくという意味においても、世間の耳目を集めていた。試合は開始早々に互いに1点を奪うもその後は一進一退の攻防。むしろ押し込まれる時間も多く、肝を冷やすシーンも幾度となくあった。だが湘南は諦めなかった。90+4分、いつ試合終了の笛を聞いてもおかしくない状況でDF山根がプロ初ゴール。値千金の勝ち越し弾でそのまま試合を決めた。あまりに出来過ぎたシナリオに試合後、各メディアは続々と「コミット」の文字が踊る報道をした。それでも言いたい。相手がどこであろうと、この日、この場所で結果にコミットしなければ——。そんな想いが引き寄せた最高の瞬間は神様からのプレゼントではなく、スタジアム全体で掴んだ確かな勝ち点3だ。
スタジアムが1つになった瞬間だった
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ