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キックボクシングで世界の頂点へ
湘南格闘クラブ 村越優汰さん

2018年3月10日UP | headline, Top

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 市内在住のプロキックボクサー村越優汰さん(23)が10日(土)、東京都の後楽園ホールにて開催されるキックボクシングの興行「Krush.86」で、西京春馬さん(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が保持するKrush -58kg王座に挑戦する。キックボクシングの魅力や思い描く未来など、頂点に向けて邁進する若きファイターに話を聞いた。

 そもそも「Krush」とはどういったものなのか。キックボクシングは国内はじめ全世界に多数の団体・興行がある。格闘技に興味がない人でも「K-1」の名前は耳にしたことがあるだろうか。「Krush」はそのK-1系列の興行の1つだ。
 村越さんはもともと、別のキックボクシング団体「RISE」でバンタム級タイトルを保持していたほどの実力者。昨年末にK-1のリングに電撃参戦し3R判定勝ちを収めデビューを飾った。「ちょうど名前が売れてきたころにオファーをもらうことができました。やっぱり知名度が高いだけあって周囲の反響も大きかったです。今回はK-1ではないですが2戦目にしてタイトルマッチを組んでもらえるなんてかなりいい待遇です。Krushでベルトを獲って、またK-1にも挑戦したいです」と意欲をみせる。

16歳でプロに
 幼稚園の頃から極真空手に親しんでいたという村越さん。空手の世界でも全国大会で準優勝するほどの実力をもっていたが「小学生の時は学年毎の試合なので体が大きい相手に悔しい思いもしました」と話す。3人兄弟の末っ子の彼は兄の影響で中学の時にキックボクシングに転向。16歳でプロになると、その道に専念するため通信制の高校を選んだ。現在は実家の塗装店を手伝いながら日々の練習に励んでおり「本当は格闘技だけで食べていきたいですけど……」と笑顔をみせる。19歳でRISEチャンピオンの座を掴んだことは「とりあえず目指していたものになれて達成感はありました。でもまだ上には上がいる。もっと強いチャンピオンにならないと、という気持ちでした」と振り返り、さらなる高みを目指している。
 「殴られるのが好きな人はいないと思うし、毎日の練習はすごく辛くて嫌い。でも試合でお客さんが自分を見てくれる、リング上の空気はなにものにも代え難い」とキックボクシングの魅力を語る。必殺技は相手の肝臓に突き刺す三日月蹴り。「せっかく大きなチャンスをもらえたのでここはしっかりベルトを獲りたいです。この先に進むためにも絶対に勝ちます」と闘志を燃やす。

地元の応援も力に
 一方で「世間の格闘技への関心も徐々に高まっているように感じます。土壌から盛り上げられるように、一番大事なのは地元の人に応援してもらえること。今回も馴染みの店などにポスターを貼ってもらったり、スポンサードしてもらったりしました。格闘技の面白さを知ってほしいし、機会があればぜひ会場に足を運んでほしいです」と笑顔で語ってくれた。
 今回の試合は若干数ながら当日券が販売されることが告知されている(詳細はK-1グループ公式サイトで確認)。またインターネット動画配信サービスAbema TVなどでの生中継も予定されているという。地元出身の若獅子の挑戦をぜひ見届けてほしい。

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