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どうなる? 新スタジアム建設 平塚商議所が方向性明かす

2018年2月12日UP | NEWS

0209 2面 スタジアム 湘南ベルマーレの新スタジアムとなるサッカー専用スタジアム建設が同チームのホームタウンである近隣市町を含め検討される中、平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)では新スタジアムを中心としたまちづくりに関する意見をまとめ、市への提言をする方向性を明かした。同商議所の「スポーツ・文化・まちづくり特別委員会」(小林誠委員長)では「今後、有識者の意見などを元に考えをまとめたい」としている。
 新スタジアムを巡っては各市町の商議所・商工会のトップを主だったメンバーとした「湘南スタジアム研究会」が一昨年末ごろから議論を重ねてきた。1年間をかけて建設候補地を選定し、昨年12月、市内外の5カ所に「スタジアム建設に適する」という判断を下したという。
 同商議所では選定の結果を受け、地元平塚にスタジアムを残すべく、方向性を定めた。「このまま市外にスタジアムが建設されては平塚市の財産を失う」と小林委員長が話すように、行政や地元の関係者への協力を求め、新スタジアム整備の機運を高めたい考えだ。一方で小林委員長は「このまま単にスタジアム建設推進に声をあげても、サッカーファンのためのもの、湘南ベルマーレのため“だけ”のものでは誰も動かせない。スポーツ文化施設であったり、健康寿命を伸ばすための事業ができたりと、広く公益性を持たせることができると提言することで、名はスタジアムであっても市民のためのもの、まちづくりに寄与できるものであることを示したい」とも話す。また「選ばれた土地には民間の土地も含まれるが、商工会議所としては企業の土地をどうこうすることは経済の面から考えられない」とも話し、市有地にスタジアムを誘致したい考えだ。
 平塚市は現在のところ新スタジアムを建設するのではなく、現在のShonan BMW スタジアムを改修する方向でまちづくりを進めている。昨年はバックスタンドの中央部分に座席を増設し、この冬には競技場の照明のLED化を実施。ホームスタジアムを市内に残したいとしつつも、様々な事情から数十億円とも言われる出費が見込まれる新スタジアムの建設には消極的な考えだ。


【写真】現在ホームスタジアムになっているShonan BMW スタジアム平塚