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社会人ボクサーの日本タイトル挑戦 TEAM 10 COUNT所属 斉藤正樹さん

2018年2月3日UP | NEWS

0202 2面 ボクサー 平塚市内のボクシングジム「TEAM 10 COUNT」に所属する斉藤正樹選手(32)が今月8日、後楽園ホールで行われるダイヤモンドグローブチャンピオンカーニバル日本ライト級タイトルマッチ10Rで吉野修一郎選手(三迫)に挑戦する。
 斉藤選手は32歳にして初めてのタイトルマッチ。念願のベルトを前に気合は十分だ。18歳からボクシングを始めたという斉藤選手。きっかけは当時見たテレビ番組で「この人たちにできるなら自分もできるかな」と思ったことだという。小中高とサッカーに明け暮れていたという斉藤選手だが、高校卒業後はプロを目指してキャリアをスタート。周りの友人には「お前には無理だよ」と茶化されもしたが、今現在、プロとしてのキャリアは10年を超える。
 「練習はつまらないしロードワークはキツい。でも勝った時の喜びが忘れられずにリングに立ち続けている」という斉藤選手。試合に負けた時、その瞬間は全て出し切ったと思っても、次にジムに来れば「もう一歩いけた」と反省する日々を過ごした。年齢的にも周囲の人に引退を勧められることもある。だが「もう一発良いパンチが入れば、もう1ポイント獲れれば、練習でもう一歩追い込めば試合に出せたんじゃないか」と思うと自分を追い込む日々に戻っていった。
 斉藤選手は「日本チャンピオンには日本チャンピオンの景色があると思うんです。それまではランキング1位だろうと4回戦ボクサーだろうと変わらない。でもチャンピオンになれば周りの見る目も変わる」と語る。30歳を超え年齢的にはもうプロとして終わりが近づいている実感もある。結婚して子供もいる。だが自分が頑張れるか頑張れないか、全てが自分に返ってくるこの世界は自分に合っていると感じる。子どもの頃からの負けず嫌いでボクシングを続け、ついに大一番の舞台に立つ。
 相手はアマチュアでも鳴らした本格派でプロ転向後も6戦6勝でチャンピオンへの道を駆け上がって来た。簡単に勝てる相手ではない。だが182cmの高身長から繰り出すリーチの長いパンチを武器に「打ち合いは好きですが自分の長所を生かして勝負する」と斉藤さん。日本チャンピオンという最高の瞬間はもう手に届くところにある。