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コネクト:これまでの100年、これからの100年

2017年11月11日UP | コネクト, コラム

これまでの100年、これからの100年
次世代へ繋ぐ環境への取り組み

1110 コネクト 今年、創業から100周年を迎えた横浜ゴム。日本国内のものづくりの一翼を担う企業として挑戦を続ける一方で、平塚製造所においては地域の環境を考えたエコ活動にも力を入れる。
 現在、この平塚製造所の所長を務めるのが中澤和也さん。今年の4月に赴任してくるまでは関連会社の社長に就いていた。「営業畑一筋でやってきたから工場の管理や安全・衛生など今の仕事は勉強の毎日」と話す。先月には平塚製造所の敷地内に新たなビルも建設された。“研究開発センター第二ビル”という名称のこの新社屋について「横浜ゴムの技術を1つに集めた場所」と中澤さん。同社の売り上げの約80%を占めるタイヤ事業はもちろん、航空・宇宙・土木・建築・スポーツなど様々な事業の技術が集まり、横断的に技術交流を行えるような同社の心臓とも呼べる場所だという。「世界各地に工場はありますが、中心的な位置付けが平塚製造所なんです」。
 そんな平塚製造所だが日夜新しいものが生み出されるだけではない。100周年を迎える今年までに50万本の植樹を行う千年の杜プロジェクトが2007年に始まって以来、様々な環境分野の取り組みを行なっており、これらの取り組みを世界的にリードする立場でもある。中澤さんも就任から1年も経たないが「長靴を履いて金目川に行って水質調査をしたり、ビオトープになっているところや市内の滝で生物の調査をしたり、今までにない仕事で面白いですね」とにっこり。これらの取り組みを発表する1年に1度の場所が今年で9回目を迎える「Think Eco ひらつか」だ。企業祭ではあるものの自社製品のPRはほとんどない。環境をメインテーマに据えたこのイベントでは、実際の車を使用したエコタイヤのころがり実験の他、生物多様性座談会やゴミの分別体験、水質チェック体験、ミニ水族館の展示など、様々な取り組みやエコイベントを一般の人に公開・体験してもらう。もちろん恒例となっている千年の杜史跡ツアーや、苗木の無料配布も行われる。「最初始まったころは来場者数700人ぐらいでほとんど社員の身内だったみたいですね。今では3000人ほどの人にお越しいただけているようで、環境への取り組みが少しは市民の皆さんに知ってもらえているのかな」と目を細める。
 30年来履いてきた革靴から長靴に履き替え、環境への取り組みをリードする中澤さん。「第9回ということで平塚の皆様にも定着して来たと思います。今後もますます活動を広げて行きたいので我々がやっていることをぜひ見に来ていただきたい」と来場を呼びかけている。


Think Eco ひらつか 2017
〜テーマは「Eco」みんなで学ぶ・遊ぶ・楽しめる!〜
日時:11/11(土)10時〜14時30分
会場:横浜ゴム株式会社平塚製造所



【写真】新社屋を背にする中澤さん