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オリンピアンが平塚中等訪問 運動と講演で五輪の価値学ぶ

2017年11月11日UP | NEWS

1110 2面JOCオリンピック教室 オリンピックに出場経験のあるアスリートが、中学2年生を対象に自身の経験を通じてオリンピックの価値を伝えて日常生活に生かしてもらう「JOCオリンピック教室」が10月26・27日の2日間、県立平塚中等教育学校(落合浩一校長)で開催された。
 これは日本オリンピック委員会が平成23年度から全国各地で実施しているもので、平塚市内では今回が初めて。 
 27日は、バルセロナオリンピック競泳(バタフライ)に出場した三好智弘さんが同校を訪れた。最初の運動の時間、生徒は6つのグループに分かれ、手をつなぎ輪になって風船で順にリフティングするゲームに挑戦。その際回数を増やすため話し合い風船のサイズを変えたり高く上げないようにするなどの工夫をして、中には飛躍的に回数が伸びたグループもあった。
 続く座学の時間では、三好さんが「エクセレンス(卓越性)」「フレンドシップ(友情)」「リスペクト(敬意)」の「オリンピックの価値」を紹介。その中で、自身が決して強い選手ではなかった中学生の時、先生に「上へ行こうとするなら人より努力しないと」と言われたのを機に、練習で人より1回だけ多くやる「プラス1の法則」を始めた経験を披露した。それを続けて次第に実力を上げついにはオリンピック出場に繋がったと話し、「水泳だけでなく勉強など日常生活でも生かせる」と生徒たちに実践を勧めていた。またリフティングのゲームを振り返って、良い結果を出すために工夫をするには周りを見て人の話を聞く姿勢が大事であり、それには相手へのリスペクトが必要と指摘した。
 授業を受けた2年3組の府川遥南さん(14)は自分にもできそうだからと「プラス1の法則をやってみようと思います」と話していた。また松木工弥さん(13)は、リフティングの時に「みんなで意見を出し合うと声が出るようになり結果が良くなった」とチームワークの大切さを実感した様子だった。


【写真】右奥が三好さん