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片岡球子「面構」展を開催中 神山明・濱田樹里展も

2017年10月7日UP | NEWS

1006 3面美術館01 平塚市美術館で企画展「片岡球子・面構ー神奈川県立近代美術館コレクションを中心に」が現在開催中だ。
 現在収蔵庫の改修を行なっている県立近代美術館からコレクションの一部を預かっていることから企画された同展。片岡球子は1966年に足利尊氏、義満、義政の3人の幕府将軍を描いた(写真中段)ことを皮切りに、ライフワークの1つとして「面構」シリーズを描き続けてきた。今回展示されている29点も、内26点が「面構」シリーズとなっている。徳川家康などの武将や、葛飾北斎や安藤広重などの浮世絵師などを色鮮やかに描き上げたものが一堂に会した。初期のものは顔自体をユーモラスにデフォルメしており、その印象も強いが、シリーズの後半になると作家とその作品を一枚の中に描き上げたり、華やかな色彩の模様を描いたりとさまざまに変化する様を見ることができる。同館の担当学芸員も「構図や柄、紋様が様々に考えられている。ある意味では一貫しないが、その時々で画風を変えたエネルギッシュさや作品に対する真摯さを見てほしい」と話してくれた。
 また、同館では「神谷明・濱田樹里展」を同時開催(写真下段)。工業デザインを学び、物語の一幕のような立体作品を作り上げてきた神谷明の作品と、インドネシアで生まれた原体験を極彩色でダイナミックに描き出した濱田樹里の作品による不思議な調和を楽しむことができる。

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