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楽しく賢く夏を乗り切ろう
今年スタートのクールシェアと夏の過ごし方の注意点

2017年8月6日UP | headline, Top

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 夏真っ盛り。暑い日が続く中、エアコンが頼りという人も多いのではないだろうか。ただ使い過ぎると環境にも家計にも負担がかかる。今回はエアコンの使用を減らそうと平塚市内で始まったクールシェアと熱中症や水の事故を防止するため気をつける点などをまとめてみた。楽しい夏になるヒントが見つかるかもしれない。
 
 蒸し暑さが続く時に気をつけたいのが熱中症。今年は、梅雨明け前から最高気温が30度を超える日が続いたこともあり、平塚市と大磯町、二宮町での熱中症の発生件数(疑いも含む)は7月31日現在47件(前年比13件増)。うち重症が2件、中等症19件、軽症26件となっている。平塚市消防局によれば、なりやすい高齢者だけでなくほぼ全ての年代で件数が増えているという。屋内での発生も相次ぎ、中には工場内での作業中に重症となったケースもあった。
 市では熱中症は予防が大事として、炎天下や高温多湿の場での運動・作業は避け、エアコンや扇風機を上手に使って暑さを避けることや、こまめな水分補給を呼びかけている。

節電しながら涼しく
 猛暑の際、家でエアコンをかけるのもよいが、エアコンは夏の家庭の消費電力の半分以上を占める。そこで地球温暖化対策として平塚市で今年から始まったのが、涼しい場所でみんなで過ごすという「ひらつかクールシェア」(9月30日まで)。その中の「まちでクールシェア」は、市内の公共施設や民間商業施設、大学などの「クールシェアスポット」を利用してもらい、家庭でのエアコン使用を抑える取り組みで、今年は34カ所が登録されている。
 このうち平塚市美術館(西八幡)では現在「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」を開催中(入場料一般900円など・8月27日まで)。世界最大規模の絵本原画コンクールの出品作や受賞作を集めた同展では絵本も展示されており、子どもから大人まで楽しめる。
 クールシェアは平塚市博物館や各図書館でも実施中。快適に過ごせる上、子どもには自由研究のヒントが見つかるかもしれない。これをきっかけに足を運んでみては。

植物の力も借りて涼しく
 身近な地球温暖化対策として、「グリーンカーテン」が多くの家庭や施設で取り組まれている。ヘチマやアサガオなどのつる性植物を壁面に植え、繁った葉で直射日光を遮るなどして室内の温度の上昇を抑えられる。昨年市の「みどりのカーテンコンテスト」その他団体の部で最優秀賞に選ばれたのが城島公民館と同公民館で活動するボランティア「若葉」のグループ。公民館主事の岩﨑亮裕さんは、横から芽を出すためこまめに芽の先端を切るという。利用者も「あると暑さが全然違うし見た目も涼しい」と話している。

水の事故にも注意
 この時期、海や川に出かける人も多い。数年前には平塚市の海岸付近で小中学生が溺れる事故が発生しており、水遊びの際、どのような点に気をつけるべきかを平塚市消防局に聞いた。 
 まず天気予報と自分の健康状態をチェックし、体調の悪い時は無理をしない。飲酒している場合には絶対水に入らない。そして、川には監視員やライフガードがいないので入らないこと。特に遊泳禁止などの看板がある場所は危険だという。さらに子どもはライフジャケットがあれば必ず着用するようにと呼びかけている。
 
 横浜地方気象台によれば、この後1カ月は平年並みの暑さが続く見込みとのこと。暑さや水の事故に気をつけ、上手に楽しく夏を乗り切ろう。
 
◇ひらつかクールシェア2017のホームページ
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kankyo/page67_00014.html
問い合わせ=市環境政策課☎21-9762


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城島公民館のゴーヤのカーテン
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なでしこ公園の「波の泉」/風鈴祭開催中の大磯・鴫立庵/平塚市美術館