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日本舞踊通して“和の心”学んで
平塚湘南RCが伝統文化の体験教室を開催

2017年7月8日UP | headline, Top

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 日本の伝統文化や芸能、礼儀作法が世界に注目されるようになって久しい。だが日本に住む自分たちはそんな伝統をどのくらい理解し、あるいは日常生活でどのくらい実践できているだろうか。そんな古き良き伝統を体験できるイベント「おどってみよう!! 日本舞踊」が8月19日(土)に市内外の小学生を対象に平塚市中央公民館で行われる。

 このイベントで体験できることは大きく2つ。1つが浴衣を着て立ち居振る舞いや挨拶を学ぶこと。もう1つが日本の四季を題材にした日本舞踊に挑戦するというものだ。昨年11月に花水小学校と日本舞踊協会の共催で同様のイベントが開催され、小規模なものながら「着物や浴衣を着る機会だと思った」「日本人らしい所作を学んでほしかった」などと参加者や父兄から大きな反響があったという。これを受けて今回、平塚湘南ロータリークラブ(三富正規会長)がイベントを主催し、対象エリアも大きく拡大。県や日本舞踊協会神奈川県支部などの共催として、開催にこぎつけた。

教育的視点を持って
 平塚湘南RCの国際・青少年奉仕プロジェクト委員会として今回のイベントを取りまとめる野崎審也委員長は「近年は日本の伝統文化を身近に感じる機会も少なく、むしろ外国人のほうが浴衣や着物に憧れたりすることも多い」と話す。現代の日本はもはや“西洋化が進んで”という時代ではない。だが確かに和服を着る機会や、日本ならではの礼儀作法を重んじる日常の場面も少なくなってきている。「昔に回帰することを全て良しとするわけではないが、精神性の部分では取り戻し、それらを子どもたちに継承していきたい」。そういった教育的な視点も持ちながらイベントを進めている。

東京五輪に向けて
 また、2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、世界中から日本への関心が高まっている現在の環境は、日本文化を世界に発信する大きなチャンスでもある。同事業は文化・芸術の側面から東京2020大会を活性化していく文化オリンピアードの認定も受けた。今後ますます国際交流が増える中「子どもたちの世代が自国の伝統文化を知ることは重要」と野崎さんは考えている。平塚市もリトアニア共和国の事前キャンプ地に決定し、今後民間レベルでの交流もより多く深まると見られる。そう行った背景もあり「参加した子どもたちが外国人と交流する契機になれば」と期待を込める。
 そして「一過性のものでは意味がない。今後、公民館事業や県主催のワークショップなどにつながり、日本文化を見直す機運が高まれば」と話すように、継続的に実施していくことを目指している。日本人として胸を張って諸外国の人と接するためにも改めて自国の文化を見直したい。


日程:8月19日(土)9時30分〜
会場:平塚市中央公民館 小ホール
参加費:無料
対象:小学生
定員:50人(応募者多数の場合は抽選)
申し込み方法:市内小学校を通して配布された申し込み用紙かEメールで応募
締め切り:7月20日(木)
問い合わせ・申し込み先:平塚湘南ロータリークラブ事務局(長谷川)☎︎51−4870、FAX51−4840、Eメールinfo@hiratsuka-shonan-rc.com

【写真】
昨年11月に花水公民館で行われたイベントの様子(平塚湘南RC提供)