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なでしこジャパンを目指して
17歳以下の女子W杯に出場、準優勝した宮澤ひなたさん

2016年11月11日UP | headline, Top

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 先月行われた17歳以下(U-17)のサッカー女子ワールドカップに、大磯町の通信制高校・星槎国際高等学校湘南2年の宮澤ひなたさん(16)が日本代表として出場し、MFとして活躍した。サッカー少年・少女の憧れの舞台でプレーした経験や、なでしこジャパンを目指し思い描く将来について聞いた。

 サッカーを始めたのは幼稚園の頃で、3歳上の兄がやっていたことから地元・南足柄市のチームに入った。中学からは大磯町のクラブチームOSAレイアFC(U-15)で練習を続け、高校入学後に同校女子サッカー部に。そこで頭角を現し、昨年秋に初めて16歳以下の日本代表に選ばれ、AFC U-16女子選手権中国2015に出場した。日本は準優勝を果たしW杯への切符を手にした。
 宮澤さんは全6試合に出場し1得点。準決勝の相手スペインなど欧米のチームは体格が勝り「世界のレベルを身にしみて感じた」という。またPK戦の末惜しくも敗れた北朝鮮との決勝について、「玉際の強さやボールへの執念は相手の方が上だった」と振り返った。
 一方で、昨年初めて海外のチームと戦った時は怖い印象が強かったというが、今は「こんなプレーができたらと想像が広がって、楽しみの方が大きくなってきた」と、試合を重ね自信が付いた様子。
 そしてグラウンドでは日本人サポーターの声援が大きな力になり、帰国の際には空港に多くの人が出迎え、自分たちが応援されていることを実感したという。こうしたサポーターに加え、「サッカーをやっている子や代表に選ばれなかった選手、たくさんの人の思いを背負ってこういう舞台に出られたと思っています」と、日本代表としてプレーすることについての重みを語った。

仲間の存在が励みに
 そんな中で一番心の支えになっているのは、いつも一緒にいる高校のチームメイト。今回のW杯出場前の最後の練習時にはみんなが励ましてくれ、また「頑張って」というメールをもらって「温かい気持ちになり、本当に頑張らなきゃって思いました」と振り返る。普段でも「落ち込んだ時にみんなと話していると、心の中も楽になる」と言い、仲間との繋がりが厳しい練習を乗り越えるパワーになっているそうだ。その仲間と共に全国大会出場を目指し、今週末からの関東高等学校女子サッカー選手権に臨む。

目指す選手像
 4年後の東京オリンピックには、なでしこジャパンとして出場したい。そのためには決めるべき時に決めるべくシュートの精度を高めるなど、海外に通用するようプレーの質を磨くことはもちろん、「人間性も大事」と語る。W杯出場を通じ、代表選手には常に周りを見てチームのことを第一に考える姿勢が必要だと感じたという。なでしこジャパンは女子サッカー選手の全てを代表するチームであり、そういう選手が代表にふさわしいとも。日本代表への初選出から1年あまり、普通の高校生ではなかなかできない経験を重ね、自分が「こうありたい」と考えるイメージを形作ってきた。
 そして将来の夢は「たくさんの人に応援され愛される選手になることです」と答えた宮澤さん。多くの質問に対して、時折言葉に詰まっても一生懸命自分の言葉で答えようと考えてくれた。今後どのような舞台で輝いていくのか、これからの成長を見守っていきたい。

◆今後の試合予定
◇11月12日(土)13時~
かもめパーク(横浜市)にて
関東高等学校女子サッカー選手権1回戦 対暁星国際
◇11月27日(日)16時~
東海大学湘南キャンパスにて
OSAレイアFC対東海大学
(県女子サッカーリーグ)
宮澤さんがクラブ申請選手としてOSAレイアから出場予定